判断と八百万さん

サウジアラビアの女性が自動車の運転を許可された。いつか彼女たちも教習所に通う時が来て、私と同様に運転で「判断」をするときが迫らるのでしょうか。

 

さて、この「判断」というワード。第二段階、路上に出てからとが嫌と言うほど耳にします。「判断」とは、移り変わる事態を見きわめて、冷静に正しい判断をすることが出来る能力のこと。

 私はこの能力がきわめて低くく、交通量の多い道や複雑な道を運転すると正しい判断が出来ず、スムーズに走れなかったり、接触事故を起こす可能性があるそうだ。安全運転をするためには、冷静に運転する事が重要で、スピードの出し過ぎ、急ハンドルは禁物。

 

判断、判断、判断、、、繰り返えさずともわかりましたよ。もう、何回も言われ続けて耳痛くなる。もう聞きたくないと思って現実逃避で、アニメを見ている時ですら「判断」という言葉がつきまとう。

 

 

それは「僕のヒーローアカデミア」というアニメ。このお話は少年少女たちがヒーロー訓練学校で学業と実技を学びながら、一人前のヒーローを目指すストーリー。

 

僕のヒーローアカデミア 8 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

私が「判断」という言葉が痛いほど突き刺さった第35話「八百万:ライジング」。八百万さんというお金持ちで容姿端麗な美少女が活躍する回。推薦で学校に入った八百万さん。順風満帆な学校生活かとおもいきや、入学後目立った活躍が出来ずに自信を喪失していた。そんな心境の中で期末実技試験が行われ、八百万さんは自分よりも優秀な仲間に「判断」を委ねます。しかし、頼りにしていた仲間が窮地に陥ってしまう。仲間のピンチを救うため八百万さんは正しい「判断」をしなければならないのですが…。

 

一体、どの選択肢が正解なのか?判断に苦悩する八百万さんの姿に、私が路上でうろたえる姿と重なって見えます。

そして八百万さんは仲間の励ましと、ほんの少しの勇気が彼女の本来のチカラを引き出され、見事に試験を合格出来たのでした。

 

私も八百万さんのように、越えるべき壁を越えたい。いつ来るか分からないブレークポイントをスルーのために、引き続き運転をがんばりたい。。が、東名高速の夫婦死亡事故ニュースを見ると、やっぱ車なんて乗るもんじゃないなと。車に乗らないことも「判断」のひとつかもしれません。。