東陽町から免許センターまでの道のりと本免試験合格までの流れ
地下鉄から三番出口。
永代通りを背にしたら、左へまっすぐ進みます。
写真屋さんを発見。免許更新に「写真を撮りませんか」と呼び込みのおばさんがいた。
更に進むと、近道を発見。
ここにも写真屋さん。
そして、免許ゼミナールサクセス
駆け込み寺的な存在なのでしょうか?
先程の証明写真といい、免許センターがある街ならではのビジネスでとても興味深い。
さて、大通りに突き当りを右にいくと、すぐ免許センターが見えます。緊張です…まあ、これで2回目なんですけどね。
朝の学科試験は9時30分
受付を8時30分から9時までに済ませなければいけません。
ちなみに午後は13時から。受付は11時までとなります。
用紙を書いて
支払い
視力検査
この検査は3ヶ月ぐらい有効らしい。私は再試験なのでスルーして通ります。
さて、3階の学科試験会場へ! 書類を書いて、受付で書類を渡して、回答用紙と鉛筆と消しゴムをもらい試験会場に向かいます。
ここからは写真NG
2つの部屋をぶち抜いたよな
広い部屋に、学校でよく見た木の机と椅子がずらりと並べられいてる。学校机に座ったのは何年ぶりだろうか。懐かしい気持ちになる。室内は静まり返り各々勉強しています。
試験が始まるのは9時30分。
と言ってもすぐに試験は始まりません。
試験について細かルール・注意事項の説明を受けます。携帯電話は必ず切る、鳴ったら退場だとか。不正があれば試験資格を剥奪とか言われます。
とにかく長い。20分くらいあります。
教習所での卒業試験でも思いましたが、待ち時間が長いほど緊張するし疲れるのはなんででしょうか。
9時50分ごろに説明が終わり、問題用紙が配られます。奇数列には問題用紙の上に赤線。偶数列の問題用紙は白色。どうやらお隣同士で問題が違うようです。列によって問題用紙が変わるのは、日によって入れ替わります。前回は逆でした。
全員の準備ができたら、すぐに試験が開始。試験時間は1時間。ちなみに30分すぎたら退出できます。
ぱっと開いて、お!なんか行けそうなだなという感覚。前回、出題されて復習した問題も出て感触としてはたぶん行けるかな?
試験開始30分がすぎる。ひと通り問題を解いた。次は、解答を見直します。試験ギリギリまで粘ってもいいかなとと思ったのですが、気力がなく潔く退出することを決意。
問題用紙と鉛筆、消しゴムを係員に渡してロビーへ向かいました。
結果発表は11時。試験会場で発表します。それまでロビーで待機。試験終了時間近くなるとロビーは人で溢れかえります。ロビーのソファーに座りたいなら、早めに試験を切り上げことをおすすめします。
結果発表時間になり、教室に戻る。しまった。受験番号を忘れた。番号を含めた書類を全部提出したので確認方法が分からない。私は幸い隣の席の人座っていたので席で間違いない。
時間が来たのになかなか発表がはじまらない。どうやら教室に全員が揃わないと合格発表が出来ないらしい。遅れて来た人が揃い合格者発表となります。
発表は室内前方のモニターに映される。番号が表示されます。
私の番号はあった!
発行まで時間があるので、食堂でラーメンを食べて、お土産買いました。
無事、免許証を発行して、終わり。
さよなら!免許センター!
ブスの考察〜宇宙を駆けるよだかや美醜をテーマにした書籍5選〜
AbemaTV で放映おぎやはぎが司会の「ブステレビ」。名前のとおり、ブスが出演する番組。ブスの水着ショーや、ブス総選挙、ブスの恋愛妄想話から、ブスの性体験話などが繰り広げられる。……なんというかブスが捨て身すぎるカオスな番組。
『ブス』とは?
さて、ブスの語源に少し触れてみたいと思います。
ブス(附子)とはトリカブトの猛毒で、人から憎み嫌われることから附子顔と呼ばれたことが語源。現在は女性に使われる言葉だが、幕末以前では男女とも使われていた言葉だとか。
「ブステレビ」では、どちらが『ブス』か?足の引っ張り合いをしたり、耳を塞ぎたくなくなる猥談など…ブスたちがイキイキと輝く姿が見られます。
そんな輝くブスたちですが、歴史を遡るとかつてはブスたちが冷遇された時代がありました。それは、平安時代の貴族のブス。
当時、どんなに地位が高くても容姿が醜い者は出世できず、忌み嫌われ笑い者にされていました。それはブスに限らずブ男も同様で、職業も行動範囲も限られていました。
しかし、女と違いブ男には挽回のチャンスがあります。男は知識と学問があれば、出世でき社会的に認められるのです。
女性はブスを化粧や着物でカバーすることは出来るけど、男性は誤魔化しは効かないから内面で勝負といったところでしょうか。
ブスについて掘り下げた、古典エッセイスト大塚ひかり著「ブス論」は、ブス論だけでなくジェンダーについても考えさせられる一冊です。
もしも、ブスと美人が入れ替わったら
美人とブスが入れ替わりを描いた少女マンガがある。集英社マーガレットコミックス「宇宙(そら)駆けるよだか」
たまに電子書籍でキャンペーンで1巻な無料で読めます。
主人公の小日向あゆみは、クラスで人気の美少女。恋人やクラスメイトに囲まれ順風満帆な学校生活を送っていた。しかし、ある日突然、クラスの片隅いるブスで根暗な海根然子と人格が入れ替わってしまう。然子となったあゆみは、持ち前の明るさで入れ替わりの真相を究明していく。
もう1人の主人公・然子は、醜い容姿から世間や学校から、蔑まされ爪弾きにされてきました。その事から何に対しても卑屈になっていたが、片思いだったあゆみの恋人・に助けられたことで、彼を愛するようになります。然子は思います。「美しくなければ、愛されない」と。
あゆみという美しい外見を手に入れた然子ですが、心は満たされません。美しさと引き換えにらどんどん心が醜くなっていくのです。
これが「性格ブス」というやつです。
この性格ブスの起源は「悪女」にあると言われます。悪女の登場は能や絵巻物。そこで描かれた悪女はブスではない。男を誘惑する「心の悪い女」を「悪女」と呼ぶ。性格ブスという言葉はここから誕生しているのです。
作品の個人的な意見を言わせてもらうと、あゆみは生まれ持っての美人なのでブスに入れ替わっても、本当の意味で然子を理解していないと思います。私はあゆみのもっと苦しむ姿を見たかった…。そして、それを突き抜けて大人になって欲しいと思う。
追記・Netflixにて実写化ドラマで配信しており、こちらも面白いです。あらためて映像で見てやはり私はたとえブスでも好きでいてくれる火賀くん派だなと思いました。
美人がブスになる時、世間の風当たりが強くなる。
「美人薄命」「女の命は短い」という言葉があるように、若さはいつまでも永遠ではありません。
ちなみに、日本最古のブスは日本神話の女神イザナギ。元は絶世の美女が死後に身体が腐乱した姿になった。その醜さに驚き、夫が逃げ出したほど。
また、カレー沢薫著「ブスの本懐」で『世間は女の老化に厳しく、特に美人の老化はブス以上に世間の風当たりが強い』と述べています。
老いも若きも皆、美醜に翻されています。
そして、ついにブスたちの堪忍袋の尾がブチ切れました。
ブスの逆襲を描いた少女漫画
小学館から発行されているワケあり女子白書シリーズ「声以外ブス〜見果てぬ夢を追いかけて〜」
衝撃的なタイトルと、表紙のイラストに思わず笑いました。
コールセンターで働く派遣のマナミ。努力で勝ち取った話術と美声で職場から一目置かれる存在。しかし、自分の顔にコンプレックスを抱えていることから、自信が持てない。そんな中、職場のイケメンからアプローチされて…
マナミが本来持っている『美点』に気がついた時、思わぬ人生の道が開かれることになります。ぜひ、マナミが取った行動を漫画を読んで確かめて欲しいです。
ブスを笑うアプリ
「おかめ」「お多福」ていう言葉。現在ではおめでたい意味で使われていますが、本来は醜い顔の女性に対して使う屈辱語だったそうです。
そう考えると目隠ししながら、おかめ、お多福と呼ばれる輪郭の上に顔パーツをはめ込みお正月の遊ぶ「福笑い」も、おそらくブスを笑う遊びだったのかなと思います。
顔のパーツをいじくって楽しむことは、現代でも変わらず存在します。それは自分の顔や人を老いた姿が見れるアプリ。
https://itunes.apple.com/jp/app/%E8%80%81%E3%81%91-%E9%A1%94-%E9%9D%A2%E7%99%BD%E3%81%84-%E3%82%B7%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%83%88%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5/id1137978019?mt=8&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog
私はこのアプリを知った時、自分の醜い顔をみてもどこが楽しいのか?と疑問に思って
調べてみるとNiver まとめでは、一時世間を騒がせた、小保方さんや野々村元議員などのが紹介されていました。「面白アプリ」の位置づけでした。
美しさと醜さは表裏一体。
時に人々を魅了し目が離せなくなる。しかし、一歩踏み外したら良い意味でも悪い意味でも笑い者にされる、とてもナイーブだけど、何故か気になってしまう。人間の本能なのかもしれません。
落ちた!本免試験で迷った問題
おひさしぶです。
試験を受け行ってきました。
しかし、結果は残念ながら不合格。
帰りに受付で運転免許申請書というものが返却されるのですが、そこに点数が記載されていて…
87点!
合格は90点以上。 惜しい!
ということで、本免試験で迷った問題を復習したいと思います。問題はうる覚えなんで、ざっくりです。
長時間運転する時は、前もってゆとりある計画をするとともに、3時間に1回は休憩をとる。
答えは誤
あれ?どうだったっけ?と迷った問題。
教科書を確認したら、2時間に1回でした。初歩中の初歩問題で油断してました。
踏切で車が故障して出られなくなり、
発煙筒がない場合、近くにある燃えやすいものを燃やす。
答えは正。
ヤフー知恵袋に質問している人がいました。
踏切内で燃やしたら危なんじゃないか?なんて思っていましたが、良いらしい。
この標識は、普通乗用車のみ入れない。
答えは、誤。
標識は「二輪の自動車以外の自動車通行止め」
この自動車に含まれるのは以下
大型自動車
中型自動車
普通自動車
大型特殊自動車
小型特殊自動車
二輪は、前輪ブレーキの方が制動力が大きいので前輪に遊びがないように調整する。
答えは誤。
ブレーキには遊びが必要不可欠で、
前輪後輪は関係ないそうです。というか、「遊び」ってなに?という事で、調べたら下記サイトが分かりやすい。
Honda | バイク | ベンリィちゃんと学ぶバイクメンテ | ブレーキレバー/ペダルの遊び
一方通行の道路で右折する時、あらかじめ、出来るだけ右端に寄り、交差点の中心の内側をすみやかに通行する。
答えは誤り。
交差点の中心の内側を徐行しなければならない。
自動車は路肩にはみ出して通行してはいけないが、二輪は路肩を通行してよい。
答えは正?
教科書には二輪は軽量なので通行が認められているが、できるだけ交通しないようにする。と書いてありますが、ネットで調べると、危険だから通るなと書いてあります。
以上。
試験を受けたこの日、メイクも髪型も酷い有様でした。受かったら写真を撮ると聞いて、ちょっと不合格で安心したりなんかして。いや、気を引き締めて次で合格するように、頑張りたいと思います。
卒業検定と72時間ホンネテレビ
実は卒業検定の日、72時間ホンネテレビに夢中すぎて教習所へいくのが面倒くさくなっていました。
自分を奮い立たせ重い足取りで教習所へ。待合ロビーで試験ギリギリまでスマホで72時間ホンネテレビを見る。学生時代にわくわくしながらテレビを見ていたこと思い出したのと、生放送中リアルタイムでSNSがアップされるのでタイムラインから目が離せません。テレビがここまでSNSを使いこなせたのは72時間ホンネテレビが史上初なんじゃないでしょうか。懐かしさと新鮮さが混じり合う72時間テレビ。テレビ史に名を刻む番組だと思います。本当にすごいです。
さて、卒業検定の話に戻します。
試験前に各自走るコースも発表され、試験官がコース順路説明や道路事情、 失格になった人の失敗例など短時間で多くの情報を教えてくれました。
ひと通り説明が終わると10分くらい待機時間があったので、すかさずスマホをチェック。カトランプが浅草にいました。
その後試験官に呼ばれて、いよいよ試験がはじまります。トランクに荷物を置き、試験官+3人1組で乗車。私以外マニュアルで、はじめはマニュアル車で2人が路上と教習所内の駐車の試験を行います。その後AT車に乗り換えます。教習所と路上を2往復。しかも、順番が最後で待ち時間がものすごく長い。緊張疲れで試験前からヘトヘト。以前、教官に卒業検定は順番が遅い人ほど落ちると言っていたのを思い出しました。こりゃ試験ダメかもと頭をよぎります。
マニュアル車2人の試験が終わり、ついに私の順番になりました。
最初の信号でつまずきました。停止線間際で信号が黄色になり慌てて急ブレーキをかけてしまいました。
どうやら一回目は減点なしですが、急ブレーキを合計3回やりました。次に駐停車中の車を避けるためのウィンカー忘れ2回。
路上試験を終えて、教官から「急ブレーキが多い」「ウィンカーを出すタイミングが早すぎる 」と指摘と具体的なアドバイスを頂きました。
もうこの時点でああ、ダメだなと確信しました。
その後、教習所に戻りバック駐車を行いました。この記事を書いた甲斐があり、駐車の仕方 - chidre blogこれはなんとか、滞りなくクリアできました。
緊張から解き放たれたと同時に、落ちたらブログのネタだし、もういいや。それより吾郎ちゃんの結婚相手は見つかったのか!?など、とにかく72時間テレビが気になって仕方ありません。
結果発表待つ間、ロビーでスマホをチェック。吾郎ちゃんは結婚式を終わらせていました。
そして、教室に集まり担当教官から1人ずつ点数を発表されます。びっくりしたことに私は80点。合格ラインは70点。…なんと合格していました。
マイナス20点の内訳は急ブレーキ2回でマイナス10点。進路変更ウィンカー忘れ2回でマイナス10点。…だそうです。
その後、領収書などのサインと教習所についてのアンケートを書きます。アンケートには、教習所に対して日頃から募った思いを書きました。その後、合格者は校長室へ行き卒業証書の授与と筆記試験会場について説明されて終わりました。
good-by自動車教習所!もう、怖い教官に怒られることはない。これでお別れ!
…嬉しいと言えば嘘ではありません。ただ正直なところ、免許取得後が不安で仕方ありません。こんな未熟で〝荒削り〟な運転で外に出ちゃいけないと思いますが…。
〝荒削り〟といえば、カンニング竹山さんがラジオ番組で72時間テレビについてうる覚えですが、こんなようなことを話していました。
「今の地上波のテレビ番組は、やってはいけない事が多いし、視聴者に分かりやすいようにテロップや説明を入れたり丁寧に番組を作りすぎている。それに比べて72時間テレビはテロップはないし、画も良くない部分もあったし、荒削りな部分が多かった。でも面白かった」
前に教官が、運転に求めるものはテクニックではなく安全運転。下手で荒削りでも危険予測ポイントを押さえて運転すれば良いと。つまり、要点さえ押さえておけば他は多少雑でも何とかなるのです。…と頭ではわかっているのですが、それが実際やるとなると本当に難しい。私はいつも車に乗ると怖さと緊張でガチガチ。教官には何度か「肩の力を抜いて運転しろ」と言われるほどです。しかし、今回の卒業検定は、早く終わらせてテレビを見たいというワクワク楽しい気持ちが、緊張と怖さを少し緩ませことが合格へと導いたのだと思っています。
運転はまだまだ課題が山積みですが、今はとりあえず筆記試験日に向けて勉強していきたいと思います。
自動車教習所がなくなる日は、免許なしで車が乗れる時。
ついに卒業試験を受けることになりました。
かれこれ、三週間くらい車に乗ってません。受かるか謎。
ところで自動運転が2020年までに実現化するらしい。しかも、自動運転化が進めば免許なしで車が乗れるとか。まじですか。この話をもうちょっと前に知っていたら免許取得も考え直したかもしれません。私がこの半年間、教習所での苦悩は一体何だったのか…と思ってしまいます。とか言ってますが、まだ免許取れてないんですけどね。
遠くない未来に免許なしで車が乗れる日は来るのでしょうか。昨日、その事を教習所に尋ねてみたら、2020年のオリンピックで一部の区間で自動運転カーが運用されるそうです。私たちが生きてるうちはまだないそうです。
効果測定の受けにくさ
かれこれ2週間ほど教習所に行ってない。
仕事が忙しかったのと、台風だったり、選挙だったり、教習所へ行く気力がまったく起きなかった。
ちなみに現在の状況は、なんとか見きわめが合格できた。これは、幸運なことに担当教官がとても優秀だったからです。これが相性の合わない教官だったら本領を発揮できず多分不合格だったと思います。
あとは卒業試験のみ…と思いきや、効果測定を受けなければなりません。
この効果測定とは、簡単に言えば学科筆記試験の模擬テストのこと。このテストに合格出来れば、卒業試験を受ける資格が与えられのです。教習所によっては効果測定がないところもあるらしく、うらやましい限りです。
まず効果測定を受ける前提として、19時間学科の講義を聞くことで資格が与えられます。
そして効果測定は教習所のPCでしか受けられません。しかも、1日1回。不合格ならば、日をあらためて受けなければなりません。
仕事をしていると、平日はまず教習所には行けないので土日祝のみ。仕事や用事があると1・2週間は軽く行けなくなります。
きちんと計画を立てて教習所に通わなかったこちらが悪いのですが。それにしても、模擬テストを受けるためだけに教習所に通わなきゃないなんて…。しかも、今週末はまた台風が来るとかいうじゃないですか。
本当に私の行っている教習所は、システムもサービスも建物もすべて昭和で時が止まっているんじゃないかと。もっと高いお金を払って、システム・サービスレベルの高い教習所に行けばよかった思っています。
高慢と偏見と教官
「高慢と偏見」という1800年代に書かれたイギリス文学がある。この作品は、何度も映画化や映像化された人気作品。
エリザベスが住む田舎町に、金持ちのビングリーが引っ越してくるところから物語は始まる。エリザベスはビングリーの友人ダーシーと出会うが、彼の高慢な態度に憤怒する。しかし、次第に2人は…。
私が思うにこの作品は女性のハートを鷲掴みするラブロマンスの古典のひとつ。嫌いから好きへと変化する物語の原点。200年以上経っても人気が衰えていないのはそこにあると思っています。
さて、日本を代表するスタジオジブリ作品で例を挙げるなら、「耳をすませば」も嫌いから始まる恋愛映画です。
読書好きの雫は、ある日突然、天野聖司と出会う。
「お前さ、コンクリートロードはやめといた方がいいぜ」
雫の書いた歌詞を冷ややかす聖司。
「やなやつ、やなやつ、やなやつ!」
雫にとって出会い方は最悪です。
さて、最悪な出会いといえば、私も教習所で経験しました。それは第1段階、記念すべき技能の第一回目。教官の説明に頷いていたら「はい、はいって頷くだけで話聞いてないでしょ」と怒られました。
まじめに聞いていたつもりだったのに怒られるというのは初めての経験で憤りを覚えました。
「やなやつ!」とは思いませんが、苦手だなこの人。出来ればもうこの教官とは当たりたくないなとこの時思いました。
しかしもう一度だけ、この教官に当たってしまいました。その際も 「あなたは、やっぱり私の話を聞いてない」と激怒され身震いしました。
先日もこの教官に聞かなくとはいけない事があり、話しかけたら、そっけない対応をされました。
ああ、私は嫌われているのだなあ、と感じました。
「高慢と偏見」や「耳をすませば」の世界では、最初は「やなやつ!」と思ってた相手の優しさや志しの高さに触れいくうち、相手を尊敬できるようになっていきました。
しかし、所詮はフィクション。現実世界では苦手な人間にそういった感情はなかなか生まれません。相性とかもありますし。
私はこの先ずっと高慢な教官に偏見を抱き続けるのでしょうか。