卒業検定と72時間ホンネテレビ

実は卒業検定の日、72時間ホンネテレビに夢中すぎて教習所へいくのが面倒くさくなっていました。

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自分を奮い立たせ重い足取りで教習所へ。待合ロビーで試験ギリギリまでスマホで72時間ホンネテレビを見る。学生時代にわくわくしながらテレビを見ていたこと思い出したのと、生放送中リアルタイムでSNSがアップされるのでタイムラインから目が離せません。テレビがここまでSNSを使いこなせたのは72時間ホンネテレビが史上初なんじゃないでしょうか。懐かしさと新鮮さが混じり合う72時間テレビ。テレビ史に名を刻む番組だと思います。本当にすごいです。

 

さて、卒業検定の話に戻します。

試験前に各自走るコースも発表され、試験官がコース順路説明や道路事情、 失格になった人の失敗例など短時間で多くの情報を教えてくれました。

 

ひと通り説明が終わると10分くらい待機時間があったので、すかさずスマホをチェック。カトランプが浅草にいました。

 

その後試験官に呼ばれて、いよいよ試験がはじまります。トランクに荷物を置き、試験官+3人1組で乗車。私以外マニュアルで、はじめはマニュアル車で2人が路上と教習所内の駐車の試験を行います。その後AT車に乗り換えます。教習所と路上を2往復。しかも、順番が最後で待ち時間がものすごく長い。緊張疲れで試験前からヘトヘト。以前、教官に卒業検定は順番が遅い人ほど落ちると言っていたのを思い出しました。こりゃ試験ダメかもと頭をよぎります。

 

マニュアル車2人の試験が終わり、ついに私の順番になりました。

最初の信号でつまずきました。停止線間際で信号が黄色になり慌てて急ブレーキをかけてしまいました。

どうやら一回目は減点なしですが、急ブレーキを合計3回やりました。次に駐停車中の車を避けるためのウィンカー忘れ2回。

路上試験を終えて、教官から「急ブレーキが多い」「ウィンカーを出すタイミングが早すぎる 」と指摘と具体的なアドバイスを頂きました。

もうこの時点でああ、ダメだなと確信しました。

その後、教習所に戻りバック駐車を行いました。この記事を書いた甲斐があり、駐車の仕方 - chidre blogこれはなんとか、滞りなくクリアできました。

緊張から解き放たれたと同時に、落ちたらブログのネタだし、もういいや。それより吾郎ちゃんの結婚相手は見つかったのか!?など、とにかく72時間テレビが気になって仕方ありません。

 

結果発表待つ間、ロビーでスマホをチェック。吾郎ちゃんは結婚式を終わらせていました。

そして、教室に集まり担当教官から1人ずつ点数を発表されます。びっくりしたことに私は80点。合格ラインは70点。…なんと合格していました。

マイナス20点の内訳は急ブレーキ2回でマイナス10点。進路変更ウィンカー忘れ2回でマイナス10点。…だそうです。

 

その後、領収書などのサインと教習所についてのアンケートを書きます。アンケートには、教習所に対して日頃から募った思いを書きました。その後、合格者は校長室へ行き卒業証書の授与と筆記試験会場について説明されて終わりました。

 

good-by自動車教習所!もう、怖い教官に怒られることはない。これでお別れ!

…嬉しいと言えば嘘ではありません。ただ正直なところ、免許取得後が不安で仕方ありません。こんな未熟で〝荒削り〟な運転で外に出ちゃいけないと思いますが…。

 

〝荒削り〟といえば、カンニング竹山さんがラジオ番組で72時間テレビについてうる覚えですが、こんなようなことを話していました。

 「今の地上波のテレビ番組は、やってはいけない事が多いし、視聴者に分かりやすいようにテロップや説明を入れたり丁寧に番組を作りすぎている。それに比べて72時間テレビはテロップはないし、画も良くない部分もあったし、荒削りな部分が多かった。でも面白かった」

 

前に教官が、運転に求めるものはテクニックではなく安全運転。下手で荒削りでも危険予測ポイントを押さえて運転すれば良いと。つまり、要点さえ押さえておけば他は多少雑でも何とかなるのです。…と頭ではわかっているのですが、それが実際やるとなると本当に難しい。私はいつも車に乗ると怖さと緊張でガチガチ。教官には何度か「肩の力を抜いて運転しろ」と言われるほどです。しかし、今回の卒業検定は、早く終わらせてテレビを見たいというワクワク楽しい気持ちが、緊張と怖さを少し緩ませことが合格へと導いたのだと思っています。

 

運転はまだまだ課題が山積みですが、今はとりあえず筆記試験日に向けて勉強していきたいと思います。